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手塚 将志; 樽田 泰宜; 香田 有哉
デコミッショニング技報, (56), p.46 - 54, 2017/09
原子力施設の廃止措置は、長期に亘るプロジェクトであり、高経年化が進む国内では使命を終えた施設から順次、着手していくこととなる。また、廃止措置の実施にあたっては、設計、建設、運転時代のプラント情報等が必要となることに加え、実施過程を通して得られる技術、データ、知見、経験、文書等を効果的に活用していくことが不可欠である。一方、各原子力施設の現場では、建設・使用前検査段階や運転・保守に携わってきた世代が高齢化とともに退職を迎えることにより、この世代が経験的に保有してきた情報やノウハウ等が失われる懸念がある。こうした背景を踏まえ、2008年に廃止措置計画の認可を得て、現在、廃止措置を実施中である原子炉廃止措置研究開発センター(以下「ふげん」という。)では、今後の廃止措置を安全かつ合理的に実施していくために、人材育成とともに次世代へ技術・知識を継承する取組みとして知識マネジメントシステムの構築を進めている。また、本システムは、「ふげん」を素材としたプロトタイプを基盤とし、今後の廃止措置施設に活用できるよう汎用性のあるシステム構築を目指すものである。
井口 幸弘; 柳原 敏*; 手塚 将志; 香田 有哉; 加藤 靖章
no journal, ,
「ふげん」では、職員が持つ知識や技術を次の世代へと継承するために廃止措置に係る知識マネジメントの取り組みを行っている。その一環として、「ふげん」の3次元CADデータと仮想現実(VR)・拡張現実(AR)技術を組み合わせた知識継承の方法を検討し、支援システムの開発を実施している。
佐藤 優樹
no journal, ,
福島県帰還困難区域や福島第一原子力発電所サイト内において、コンプトンカメラを基盤とした放射線イメージングの実証試験を進めてきた。これに関連して、作業環境の3次元モデルに放射線イメージング結果を統合することにより、放射性物質を可視化した作業環境を仮想空間に再現する技術開発を実施している。本開発では単純に放射性物質を可視化するだけでなく、VRシステムを用いて作業環境を体感可能とする技術や、現実空間にイメージング結果を投影するAR技術の開発を進めている。これは、仮想空間内に構築したもう一つの作業環境、すなわちミラーワールドに放射性物質のイメージを投影し、さらに現実空間にもイメージング結果を投影し直すことによる対話的なデータ融合を図るものである。本報告では、当該概念の構築に利用する放射性物質可視化に関わる技術に加えて、それらがSociety 5.0に貢献する可能性について紹介する。
佐藤 優樹
no journal, ,
様々な環境において撮影した複数枚の写真を組み合わせて、仮想空間に作業環境の3次元モデルを構築してVR(仮想現実)体験する手法はこれまでに構築されていた。本提案では、3次元モデルの構築に使用した写真から特徴点を抽出してAR(拡張現実)マーカーを作成し、現実空間に任意のイメージをAR表示する。これにより、VR空間の構築とARマーカーの作成を同時に実施できるだけでなく、VR空間と現実空間の同一箇所にイメージを表示して、2つの空間において情報共有を行うことができる。発表では、その原理と実証例を紹介する。
佐藤 優樹
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【課題】現実空間と仮想空間との間で簡便に情報共有を行うことを可能とする情報処理方法を提供する。 【解決手段】情報処理方法は、現実空間を撮影した複数の静止画データを取得するデータ取得工程(S100)と、複数の静止画データのうち少なくとも1つの静止画データに撮影された対象物に対応付けて、現実空間の対象物に第1の仮想イメージを重畳表示させるためのマーカ情報を作成するマーカ情報作成工程(S110~S112)と、複数の静止画データに基づいて現実空間の三次元モデルを作成する三次元モデル作成工程(S120~S123)と、三次元モデルに含まれる対象物に対応付けて、三次元モデルに基づいて表示される仮想空間の対象物に第2の仮想イメージを重畳表示させるためのオブジェクト情報を作成するオブジェクト情報作成工程(S130~S132)と、を有する。